2007年10月29日月曜日

初めてのレーパン

サドルを変えて不快な痛みは消えたが、やっぱり長い時間(2時間ぐらい?)乗ってるとお尻が痛くなってくる。そこでレーパンを購入することにした。2005年の春ぐらいのことである。

実際、レーパン姿に抵抗はあった。が、実際に使ってみるとなんと楽なことか。お尻はもちろん、こぐのも楽だ。もっと早く使えばよかったと後悔した。1時間以上走るときはレーパンはいてます。

さて、ある年、寒い冬でも自転車に乗ろうと思いたった。それまでは花粉症が終わるころから自転車に乗り始め、冬になると乗るのをやめていた。それではと、寒さ対策のため、長タイツのレーパンを履くことにしたのだけど…

短パンならまだしも、タイツのレーパン姿なんて。

あの姿には、正直ものすごい抵抗があった。が、実際に使ってみるとなんと楽なことか。暖かいのはもちろん、こぐのも楽だ。一緒に購入したジャージも軽くて暖かくて、なんて便利なんだ。あぁ、もっと早く使えばよかったと後悔した。当たり前のことだけど、専門道具はよくできている。

そんなある冬の日の午後・・・
タイツ姿で自転車に出かけ、誰もいない信号待ちをしていたとき、突然のように女子高生が湧いて出てきて、あっという間に20人ぐらいに囲まれてしまった。いや~恥ずかしいやら何やら。誰にも目をあわさぬように一点を注視して、信号が変わると一目散に飛び出した。

そんなこともあったのが、今では気にならなくなった。
慣れって恐ろしい。

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2007年10月26日金曜日

サドル交換

自転車を買って以来、自転車屋には5年ぐらいご無沙汰してた。引越したので、自転車を買った店ははるか彼方に。実は自転車にメンテが必要とか知らなかったのだ。

しかしながら、近場でポタリングしてた時は問題にならなかったことで、距離が出てくるとどうにも困るのがお尻の痛み。家の近くに腕のよさそうな自転車屋を見つけたので、相談してみることにした。

お店の名前は「なるしまフレンド」。当時、ここがローディのメッカとは露知らず…

「あの~、お尻が痛いのですが・・・」

自転車を一目見て、
「あぁ、これなんかいいですよ」

と勧められたのがSelle San Marco SNKというサドル。
薄くて硬そうで、どう見ても痛そうだ。実は穴あきのサドルとかを勧められるかと思ってたので意外だった。これで痛みが減るのかな?

ちょっと固まっているのが分かったのか、店員さんは説明を続けた。
「サドルが柔らかいと、かえって痛い場合があるんですよ」
なんでも、柔らかいクッションが尿道をかえって圧迫するのだそうだ。確かに痛いのはお尻ではなく、走り終わった後の小便だった。なるほど言うとおりだ。

しかも勧めてくれたのは値段が一番安いモデルで、妙に安心して購入したところ、一発で痛いのが直った。正確に言うと、男性としての機能を心配したくなるような不快な痛みがなくなった。

ついでに、走りをよくしたいといったら細いタイヤに(といっても28C)を勧めてくれた。すると、ものすごく軽くなった。今考えれば、あんなブロックタイヤで走ってたものだ。

【追記】
レイズ号改造のまとめのページがあります。

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2007年10月23日火曜日

クロスバイクの不満

このページを読めば、クロスバイクとは何ぞやから、どんな不満が出るのか全て書いてあるのだけど… 自分の言葉で書くというのも、重要だろうと思いこむことにして、日ごろ感じる不満をまとめてみた。

≫ドロップハンドルにできない

ドロップハンドルが怖くてクロスバイクにしたというのに、今はドロップハンドルが欲しくなるのだから。残念なことにクロスバイクに使われているのはMTBのコンポーネントなので、ロップハンドルをつけるのは難しい(お金がかかる)。

フラットバーの問題は、握っている腕のひじが開いてしまうことだと思う。このため腕の力で体重を支えることになり、肩や腕がすごく疲れる。ドロップハンドルだと、ひじを内側に絞るので疲れが少ない(多分)。実際、フラットバーでも握り方を工夫すると、ずいぶんと楽になる。だいたい50kmぐらい走ると、ドロップハンドルが欲しくなる。

≫合うホイールが少ない

雑誌を読みはじめると、Mavicのあんなホイールや、こんな軽量ホイールが目に入ってくるのだけれど、ロードバイク用のホイールはクロスバイクには使えない。

ロードのリアエンド幅は130mm、クロスは135mm、たった5mmの違いのために、ロード用のホイールはクロスバイクには入らないのです。どうせ買わなくても、使えないと言われると欲しくなったりして。

≫もっと早く走りたい

ロードバイクって何故あんなに速いのでしょう?
似たような形してるのに。きっと値段の差に違いない(それもある)。

MTBのコンポーネントって、グレードを上げても軽量化にはならない。下手すると重くなったりする。多分、耐久性を追及しているためでしょう。

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結局、クロスバイクの走りを良くしよう(ロードバイクの方向へ)と改造しにくいのが問題なのかも。値段もお手ごろだったわけで、機材(フレーム)もこれ以上走れるようにするのは難しいのかもしれない。

本来は自転車の種類が違うのだから、クロスバイクをロードと比較してはいけないわけで、ロードバイク買ったらクロスバイクのいい点が見えてくるに違いない、と思ってます。

【以下、2008年6月に追記】
このエントリーを書いた後、2008年3月にロードバイクを購入。そして予想通りクロスバイクについて見直すことになりました。

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2007年10月20日土曜日

ロードバイク欲しい病

「クロスバイク乗りに多く発症し、
 無性にロードバイクが欲しくなるのが特徴。

 ロード乗りの友人と一緒に走る、
 必死で走ってるときにロードバイクにあっさり抜かされる、
 などがきっかけで発症すると考えられる。

 自転車雑誌を購入する、パーツをグレードアップする、
 などにより症状が一時的に改善するが、
 ロードバイクを購入する以外、完治の手段はないと見られる。」


ええと、ロードバイク欲しい病にかかりました。
この1月のことです。ロード乗りの友人と、一緒に走ったのがきっかけでした。いったい、何にはまったのか自分でも良く分かりません。彼のTIMEのせいか、「カーボンはいいよ」の一言か?

それ以来、自転車雑誌を買いまくりました。
それまで自転車雑誌を買ったことなかった。

「そうか、自分はクロスバイクに乗っているのか…」

まずは、そんなことも知らないことが分かりました。
それでいて自転車を趣味になんて話してたのか~。
かなり恥ずかしい。それかと自転車雑誌を買っても症状は軽くならないです。単に物欲が増えるだけみたいですね。

今すぐにはロードバイクを購入できないので、自転車をグレードアップ(改造)して発散してます。それはそれで楽しいのですが、ロードにはなれないクロスの悲しさ、のようなものを感じるのも確かです。こんなことで悩むなんて中途半端に似ているのが原因でしょう。

インターネットを調べたところ、似たような状況の人は結構多い様子。自分ひとりだけではないと分かって、少しは気が楽になりました。今度のサイクルモードで試乗したりして、年末にはロードバイクを買いたいなぁ、と思案中です。

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2007年10月9日火曜日

多摩サイの抜け道

多摩大橋のところで川原に下りると、多摩サイが未舗装の道路になる場所がある。先の台風で道が痛んでしまい、砂をかぶせて応急措置がされている。先日、ここを通ろうとしたけど、ちょっと走れない感じ。

と思って探したら抜け道を見つけました。
今まで気がつかなかったのが残念なぐらい、すっきりと抜けられます。

多摩サイを北上すると、多摩大橋の手前で土手上から河川敷に降りる切り反しがあります。自販機のあるところです。そこを右折して、すぐを左折。しばらく走ると中学校が左手に見えてくるので、学校を超えたところで左折。さらに左に折れるとトンネルが見えてきます。トンネルをくぐれば、多摩サイはすぐそこにあります。

こうして地図をしげしげと見ていると、別の通り方もありそうです。

逆からくる場合は、簡単で、大橋の手前で左に曲がってしまいます。すぐにトンネルが見えるので、通り抜けて、基本右折で走っていると多摩サイに戻ります。

2007年10月5日金曜日

立川市の祭り

国立市に引っ越してきた翌年(2005年)の夏。
すぐ横の立川市で夏祭りがあると聞いて、夕涼みがてら妻と二人で歩いて見に行った。我が家から西へと進むと、立川市内の羽衣町という街を通るのだけれど、びっくり。あの「ねぶた」がある!

それも1台や2台ではなく、10台ぐらいは出てるのではないだろうか?そして結構、大きい。西国立駅のすぐ横を通る広い通りを埋め尽くす、ねぶたと山車と見ながら、ビールを飲んで大満足。思ってた以上に明るくてきれいでした。

「すごかったね~」
「青森まで行かなくてすんだね~」
などと、どうでもいいことを話しながら、立川駅のほうまで歩くと、こちらは盆踊り大会になってました。




しかし、普通の盆踊りとは雰囲気が違う。非常に優雅で、物静かな踊りなのである。なんでも越中の「風のおわら」という有名な盆踊りとのこと。このあたりは妻が詳しい。こうやって静かに踊りながら、一晩中町の中を練り歩くらしい。立川の祭りでは煌々と明かりのついたところ踊るけれど、本物は真っ暗な町の中で踊る。踊っている姿から、本物の人たちが踊っている感じ。

しばらくすると、おわらが終わり、立川市の盆踊り大会へ変わった。延々と続く盆踊りの列が、立川駅の前を占拠する様子も、結構面白かった。

さて、お腹も空いたと見渡すと、夜店がほとんどないのに気がついた。しかたないので駅前の焼き鳥屋で夕食にすることにした。

「盛りだくさんのお祭りだけど、食べ物は少ないね」、
「そういえば、ねぶたはどうしたのだろう」、
「どこか行っちゃったねぇ」

後で分かったのですが、羽衣町のねぶた祭りと、立川市の夏祭りの、2つの祭りを一度に見たのでした。たまたま、その年は同じ日に開催していたようです。